eggの子達は鉄砲が大好き♡
毎年行う夏祭りの射的や、レクリエーションでは割り箸で作るゴム鉄砲。
的を狙う眼差しはスナイパー、ゴルゴ13のデューク東郷（笑）。
以前、電動ドライバーを使って木にビスを打っている所を見て、何か創作出来ないかなと思い、割り箸ではなくて、木でゴム鉄砲を作ったら面白いだろうなという事で、10月からコツコツと作り始めました。約１か月間の活動をまとめてみましたので、どうぞご覧ください（笑）。
１週目
適当に木材を買ってきて、子どもたちに説明しました。
egg校長「今から巨大鉄砲作りま～す」
子どもA「えっ？」
egg校長「ここにある木を使って割り箸鉄砲をイメージしてグループで考えて作っていこうと思います」
子どもB「作ってどうすると？」
egg校長「一か月後に、巨大鉄砲使って、射的をします。」
子ども達「オモシロソー！！！」
子ども達から共感を得て、さぁスタートです。
先ずは設計図を書きます。
「木の長さはどれくらいにしたらいいかなぁ？」
「何色の鉄砲にしようかなぁ？」
グループ内で打ち合わせが始まります。
サンプルの割り箸鉄砲のディティールをじっくり見ながら、思い思いの設計図を作り上げていきます。
２週目
一週間前に作った設計図を基に、いよいよ作成していきます。
メジャーを初めて見る子。
のこぎりを初めて手にする子。
電動ドリルを初めて手にする子・・・。
みんなドキドキしながら、とりあえず、今日はペンキを塗ろうという事で、木に好きな色を塗る事に。
絵具とは違い、筆よりも幅のある刷毛で大胆に塗り始めます。
スプレーもあって、それぞれが好きな色に塗っていきます。
３週目
２週目の続き。塗り終えた木を使って、いよいよ組み立て開始。
先っぽの部分の長さを慎重にメジャーを使って測り、電動ドリルを使って木と木を重ねていきます。
テキトーに組み立てる子もいれば、慎重に組み立てる子もいたり、性格が垣間見れる週でした。
４週目
３週目の続き。慎重に作っていたグループだけ完成していなかったので、そのグループだけ製作しました。
残りのグループは完成した巨大鉄砲に実際ゴムを付けての試し打ち。
思うようにゴムが飛ばない鉄砲は、修正を行います。
５週目
いよいよ実戦です。
それぞれのグループで、「あ～でもない、こうでもない」と言いながら作りあげた一つの作品。
１か月かけて自分たちで作ったという事もあって、それぞれがとても大事そうに自分の鉄砲を自慢し合います。
それぞれの鉄砲に輪ゴムを装着。
割り箸鉄砲に付けるゴムとは違い、幅のある、いかにも威力のありそうなゴム！
装着するのも、結構一苦労っていうか、結構コワい・・・。
装着はスタッフが担当。私たちもドキドキしながら装着しました（苦笑）。
さぁ、巨大鉄砲を使っての射的大会。
目の前の缶目がけて、何個の缶を落とせるかを競い合います。
割り箸鉄砲とは比べ物にならない位の破壊力に、子供たちも大興奮！！！
子供たちの的を目がけて撃つ目は、まるで獲物を狙う豹です（コワい）。
自分の体よりも大きな鉄砲を使っての射的でしたが、みんなとても上手に的に中てていきます。
的に中らず悔しがったり、喜んだり・・・、egg前の駐車場は歓喜が響き渡るのでした。
そして、結果発表。
最後まで緻密に作り続けたグループが見事優勝！！！
最後まで自分たちの納得いく鉄砲を作り続けた彼ら。
この子達から、何か学んだような週でした。
いかがでしたでしょうか。１か月間の軌跡（笑）。
与えられた物や作られた物ではなく、自分たちで作り上げた物への愛情。
今も大事にしており、今日も自分たちの鉄砲で遊ぶのでしたとさ。
*写真の掲載は保護者の方の許可を得ています。
*eggに関する事でご質問・ご要望等ございましたら
092-834-5567 までお気軽にご連絡下さい。
中島 有岐子
